ゴールに早くたどりつくには誰にヒントをもらうかも重要
ゴールに早くたどりつくには誰にヒントをもらうかも重要。
自分の力には限界がある以上、誰かの力を借りながら進んでいく必要がある。
誰にヒントをもらうか、というのは、言いかえれば「センス」ということになるだろう。
ひとつには「鼻がきく」こと。
これはやばい、このままだとあぶない、これはおかしいっていう
見えざるものに対する感覚のようなものがないと、最悪死ぬ。
もうひとつには、「目利き」であること。
この人が自分の力になってくれそう、これには価値があるという判断力。
(ここでいう価値というのは相対的なものなので、人に共感する力ともいえる)
「センス」である以上、この力は磨くことができるはずだ。
二度と同じ轍を踏まない、とか
いい結果を出したい、とか
最短で、とかっていう強い意志と、
失敗でも成功でも経験を糧にする姿勢、
そもそもトライアルアンドエラーの回数。
これが備われば「センス」は洗練されていくかもしれない。
だから、新人さんが遠回りしちゃうっていうのはある意味当然のこと。
一部の天才と、運がよかった場合以外は、回数で経験値上げていくしかない。
(てっとりばやく回数を補うには、勉強するしかない)
問題は、ベテランさんが遠回りしちゃうとき。
ヒントをもらう人を間違えちゃって遠回りっていうのは、
0.そもそも何が起こってるのか正確に把握できていない(主な原因は思考停止)パターン。
→適切な問いかけができない→適切なヒントがもらえない→遠回り
1.会社名とか肩書きとか売り文句だけに目が行ってしまい、 見かけにだまされちゃう(主な原因は思考停止)パターン。
大きいからいい、偉いからいい、売れてるからいい、とかね。
2.コミュニケーション能力(周囲に与える影響を想像したり、自分の言いたいことを伝える力)が足りないパターン。
教習所で習った、 クルマを運転するときの「認知」、 「判断」、「操作」。
事故を防ぐのに一番効果的なのは「認知」を改善することなんですよね。
0も1も、認知にかかわることなので、次回は認知について考えてみようと思う。