ギョーカイ人のドヤ顔

始めに自分の立場を定義しておくと

私は広告業界に憧れて、広告学校という寺の門前までは行ってみた人間である。

そんな人間の裏山記事なので本職の方、失礼やら間違いがあったらごめんなさい。

 

広告をほーんの少しだけかじってみて思うのは、

「広告とは商品を売るためのもの」。

つまり、広告のコピーやアートというのは、消費者の気持ちを動かすためのものであって、

コピーライターやアートディレクターの気持ちの表現の場ではないということ。

これがわかっただけでも広告学校に通った価値があったというものだ。

 

現在の自分が物質社会に疑問を抱いていることと

自分がマイナーな人間なのではないか(=マスの行動とは離れがち)ということもあって、

自分には広告業界が向いていないとわかったことは大変によかった。

 

ここまでが前提。

 

で、私のフェイスブックのタイムラインには

広告業界の方々がたびたび登場してくる。

 

そういう方々を見て思うのは、ギョーカイ人は特に自分をコンテンツ扱いしているんだなということ。

もともと私は、フェイスブックブランディングツールだと思っているので

この人はこう見られたい人なんだな、という視点でそれを眺めている。

 

ブランディングしているというのは、ギョーカイ人じゃない人も、私も、意識的にも、無意識的にも、みんなそうだと思う。

 

しかし、特にギョーカイ人の方々は、仕事の内容を発信してくる特徴がある。

 

どんな仕事をした、どんな賞をもらった、有名な誰々さんと会った・・・

思いが形にできてよかった・・ 感動した・・

 

 

仕事ポストをするのは、たいてい広告業界(もしくは個人事業主。この人たちは自分でセールスをしなければならないので当然だ)の人なんだよね。

他の業界の人だって毎日仕事をしているのに、

他の業界の人が仕事の内容をドヤっているのはほとんど見かけない。

 

私は、もともと幸せポストに拒否反応があるけど

仕事でドヤ顔ポストも同じくらいもやもやする。

 

ま、多分すごく忙しいのだろうから

仕事以外のポストができない可能性もあるよね・・